• パッチパネルのデジタル化

 
 
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はじめに

ネットワークの管理の自動化が進んでいる中でケーブル接続を介在するパッチパネルの管理に関しては依然としてネットワーク管理者が物理的に設置場所のデータセンター(DC)に赴きケーブルの付け替えを行なっています。

課題

サーバーやネットワーク機器の配線をパッチパネルを用い物理的に行う中で次の課題が挙げられます。

1. パッチパネルがあるDCへの入館
2. パッチパネルがあるDCまでのアクセス
3. パッチパネルの運用

1. パッチパネルがあるDCへの入館

パッチパネルがあるDCへ入館するには入館手続きが必要で申請してから承認が降りるまで時間がかかります。この為、タイムリーな問題解決ができません。また、業種によっては指定された時間帯以外はDCでの作業が制限されているような場合もあり、必要な作業を必要な時に行えないケースもあります。

2. パッチパネルがあるDCまでのアクセス

DCはオフィスから離れた場所にある場合が多く片道1時間以上かけていく必要があるが、行う作業は物理配線の付け替えと通信の疎通確認だけのことが多々あります。
特に検証環境は頻繁に変更があり、単純な作業をこなう為にアクセスに時間を取られてしまっています。また、Covid-19の中の移動はリスクを伴い、DCでは多く関連業者が出入りしていて密な状態になりがちです。

3. パッチパネルの運用

パッチパネルは始めは綺麗に使えているが、使っているうちに複雑な状態になることがありケーブル配線構成の管理が煩雑です。接続しているケーブルの数が数百になることもありケーブルの付け替えが複雑になりミスにつながり時間を浪費してしまいます。また、ケーブルを何度も付け替えしているうちに破損することもネットワーク管理者の皆様も経験されているのではないでしょうか。

パッチパネルの場所を問わないオペレーションと運用の効率化と自動化が求められておりパッチパネルのデジタル化が必要となっています。パッチパネルのデジタル化することによりパッチパネル運用の自動化につながります。

Arista 7130 デジタルパッチ

Arista 7130 デジタルパッチはEOSのCLIでパッチ構成がリモートから変更可能です。

Arista 7130は以下の様なクロスポイントが搭載されているL1スイッチです。
クロスポイントで接続をしたいインターフェースを1:1または1:Nで接続します。

interface et1とinterface et2を接続するには以下のような設定をします。

7130(config)>int et2
7130(config-if-et2)>l1 source interface et1
7130(config-if-et2)>no shut
7130(config)>int et1
7130(config-if-et1)>l1 source interface et2
7130(config-if-et1)>no shut
または
7130(config)> l1 connect int et1 et2
7130(config)> no shut

パケットレベルではなく電気的にパッチができ、様々なトランシーバをサポートしているのでメディア変換も提供します。さらにLLDPをサポートするために機器の接続状況の確認が容易です。APIでAnsibleなどと連携が可能で自動化をサポートしており、CloudVison Potalからも管理運用が可能です。

まとめ

Arista 7130 デジタルパッチを利用することでDCへの入館が必要最低限に抑えられるのでセキュリティーの向上が図れて、移動等のコスト削減できます。EOSによる管理によりケーブル配線構成の管理を容易にし時間の大幅な短縮とヒューマンエラーの排除を実現できます。
AristaのEOSによる一貫した管理を享受でき、APIやCloudVisonでパッチパネル運用の自動化ができます。
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