• EOS Network Telemetryの概要〜CloudVisionとチャットツールの連携

 
 
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粒度の細かいスイッチの状態監視や適切なトラフィックエンジニアリング実現のためにテレメトリデータの活用が注目されてきました。2018年は、テレメトリデータの活用を視野にした評価が本格化してきた印象です。2019年には、Network Telemetryを活用した監視の導入がすすむことが期待されます。Network Telemetryの活用とともに日々のコミュニケーションツールとしてチャットツールの活用も定着してきました。今後、ネットワーク監視にもチャットツールの活用は必然となるでしょう。今回は、CloudVision 2018.2.1からサポートされたチャットツールへのEventフォワーディングについて紹介します。

従来のネットワーク監視

従来から、デバイスが生成するEvent, Alarmは、デバイス専用の監視システム(EMS)に送信されるか、ネットワーク監視システム(NMS)にフォワードされてきました。さらに、EMS, NMSからメールシステムや表示灯(パトランプ)のようなものにフォワードされ、サポートエンジニアに対して通知がなされてきました。これまで、CloudVisionでは、Eventを外部にフォワードする機能がありませんでした。Eventをフォワードするためには、CloudVisionのAPIを利用することで外部へのEventフォワードを実現していました。CloudVisionを現状の運用形態に適用するには、一手間必要だったということになります。

チャットツールとの連携

CloudVision2018.2.1から、チャットツールをはじめとした外部システムにEventのフォワードが可能になりました。早速、チャットツールの代表格であるSlackを例にCloudVisionのEventをフォワードする方法を紹介しましょう。CloudVisionによるEventフォワードには、Webhookを利用します。Webhookは、アプリケーションが自身の更新内容を他のアプリケーションへ提供するための仕組みです。CloudVisionでEventが生成されると、指定したURLに対してPOSTリクエストすることでSlackへのEvent通知を実現します。それでは、設定方法を確認しましょう。

連携設定のステップ

CloudVisionとの連携は、以下のステップで行います。

  • SlackへのWebhookインストール (POST先のURL生成)
    Slack Channelから、Webhookをインストールします。インストールに伴い生成されるURLを生成します。
  • CloudVision 設定 (alert configuration)
    Slack ChannelへのWebhookインストール時に生成されたURLを適用して、Eventのフォワード先を設定します。

Slackの設定

CloudVisionのEventフォワード先となるSlack Channelが、Eventを取得できるようにSlackの設定を行います。まず、Slack Channelから設定を選択、”Add an app”からWebhookをインストールします。

SlackのApp Directory画面から、”webhook”を検索してインストールします。

インストールが完了するとCloudVisionのEventフォワード先になるWebhookのURLが生成されます。(Webhook URL部分が該当します。)このURLをCloudVisionに設定します。(URLを控えておきましょう)

CloudVisionの設定

先ほど生成されたURLを利用してCloudVisionにEventフォワード設定を行います。CloudVision TelemetryのEvent Viewの画面右上にある”configure alert”タブをクリックします。

続いてEventフォワード先の設定を行います。Platform ConfigurationのSlack Webhook URLにWebhookインストール時に生成されたURLを指定します。

続いて、Alert ReceiverのSlack ConfigurationのChannelにEventをフォワードするSlack Channelを指定します。

ここまで設定できれば、EventがSlack Channelにフォワードされます。Slack ChannelにフォワードされたEventをクリックするとCloudVision TelemetryのEvent Viewにジャンプします。

CloudVisionは、従来の運用形態に対応しながらNetwork Telemetryをベースにした新しいネットワーク運用を実現するため進化しています。

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